第26回平櫛田中賞受賞記念

大平實展

会期=2013年8月14日(水)─ 8月20日(火)※最終日は午後4時にて閉場
会場=燗屋日本橋店6階美術画廊
金沢から芸大の大学院に入った頃、百歳を越えても、絶えず材料を買い込み、彫刻に没頭する平櫛田中氏の話は有名だった。それに氏が書にしたためた言葉「60、70は、はなたれこぞう、男ざかりは百から百から」はその頃の自分には、生まれたばかりの赤ん坊が彫刻をやろうとしているようなもので、全く次元の異なるような言葉に思えた。しかしこの言葉は自分を高揚させる心地よい響きがあり、諺のように自分の心に残っていた。いつしか自分も60を越え今回、平櫛田中賞を受けるにあたりこの言葉の大きな意味が現実としてわかるようになった。大変いい時期に氏の賞に出会う事ができ、ようやく自分も出発点あたりにきたのかと実感しています。

大平 實

火山の鳥 #5
Volcanic island series #5

2013年
シナノキ、ファイバーグラスレジン、グラファイト
62×65×52 cm

伝言 #3
Word #3 (Ruins series)

2013年
106×52×28 cm


Summer

2013年
75×119×5 cm
大平 實 おおひらみのる
 
 
1950 新潟県に生まれる
1974 新制作展新人賞
1975 金沢美術工芸大学彫刻科卒業
1977 東京芸術大学大学院彫刻科修了
1979-81 メキシコ国立芸術院美術学校エスラメルダ校在学
1986 ローサ・フェイテルソン財団賞
1996 北海道立旭川美術館賞
1998 第9回国際現代造形コンクール大阪トリエンナーレ1998 彫刻特別賞(羽曳野市賞)
2001 第10回国際現代造形コンクール大阪トリエンナーレ2001特別賞(そねちか賞)
2009 第36回中原悌二郎賞受賞
2012 ポロック・クラズナー財団より助成
2013 第26回平櫛田中賞受賞

現在、カリフォルニア州パサディナ在住(アメリカ)
 

主な個展・グループ展
 
1989 個展、村松画廊、東京(92、01、09)
1991 個展、ノブギャラリー、愛知(93、95、97、99、01)
1996-97 木の造形 旭川大賞展 全国の作家25人による現代造形の競作、北海道立旭川美術館
1998 大阪トリエンナーレ(01)
2001 個展、INAXギャラリー2、東京
2002 西海岸の風 ニイガタ─ロサンゼルス─ナゴヤ、新潟市美術館
東日本─彫刻:39の造形美、東京ステーションギャラリー
2005 個展、伊勢現代美術館、三重県
2007-08 個展、ジャクソンビル現代美術館、フロリダ
2009 アーティスト・ファイル 2009─現代の作家たち、国立新美術館、東京
INSIGHT/INSIDE LA、ホセ・ドラディス- ビアダ大学美術画廊、マウント・セント・メアリー大学、ロサンゼルス
2010 身にまとうオブジェ展 PART 1、スペース・S、東京
2011 予期せぬ境界: 現代美術の幽玄、カービン・モリス・ギャラリー、 ニューヨーク
2012 個展、スペース・S、東京
2013 第26回平櫛田中賞受賞記念 大平實展、日本橋燗屋美術画廊、東京
 

主なパブリックコレクション

中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
北海道立旭川美術館
新潟市美術館
原美術館(東京)
大原美術館(岡山)
伊勢現代美術館(三重)
金沢市大乗寺丘陵総合公園
ロサンゼルス・カウンティー美術館(アメリカ)
シルバコーン大学(バンコク)
タイ国立美術館(バンコク)
メキシコ国立美術館(メキシコシティ)
ビクトリアン美術大学(オーストラリア)
台北美術館(台湾)
ホノルル美術アカデミー(ハワイ)
ロングビーチ美術館(カリフォルニア)
大平實展(2012年)