招き猫亭コレクション 猫まみれ展 特別イベント

能の手法で語る「吾輩は猫である」

夏目漱石の小説『吾輩は猫である』の一場面を中心に、能の手法でユーモラスに演じる公演が能楽に関する基本講座を交えながら開催されました。

【日時】2015年11月22日(日)17:30〜19:00
【出演】安田登氏 (下掛宝生流ワキ方)
    槻宅聡氏 (森田流笛方)
【会場】北海道立帯広美術館 ロビー

【演目】
・能楽の基本講座と高砂
・餅の段『吾輩は猫である』より
・第三夜『夢十夜(夏目漱石)より』
・鼠の段『吾輩は猫である』より


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【出演】

安田 登(やすだ のぼる)
能楽ワキ方下掛宝生流(しもがかりほうしょうりゅう)。東京を中心に舞台をつとめるほか、年に数度の海外公演も行う。また論語などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を主宰し、東京のほか、日本各地で寺子屋を開く。物語や詩の朗読、語りも行う。著書も多く、『異界を旅する能─ワキという存在』『あわいの力─「心の時代」の次を生きる』、『日本人の身体』などがある。

槻宅 聡(つきたく さとし)
能楽森田流笛方。公益社団法人能楽協会会員、日本能楽会会員(重要無形文化財総合指定)。国立能楽堂能楽三役養成事業第二期研修にて、故・寺井啓之、中谷明(ともに重要無形文化財総合指定)に師事。 各地での公演活動で活躍している。現在、拠点とする東京に加え、郷里である島根県の出雲市と松江市に稽古場を構える。乱声会(らんじょうかい)主宰。


『吾輩は猫である』
明治の文豪・夏目漱石の小説。明治38〜39(1905〜06)年、雑誌『ホトトギス』で発表。家に迷い込んだ黒猫をモデルに筆を執ったもので、漱石にとって、文壇での地位を確立する出世作となった。中学の英語教師・苦沙弥の飼い猫を主人公として擬人体で描かれ、風刺的な滑稽の中に人間批判、社会批判を織り込んでいる。冒頭の「吾輩は猫である。名前はまだない」が有名。